冒険を始めた僕に最初の壁が立ちはだかった。

選択肢だ。

これは俗にいう選択肢だ。
RPGではこの選択一つで命取りになる。
僕は昔の書物にそう書かれていたことを知っている。

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冒険の書をつくる、これは何となくわかる。
きっと冒険が始まるのだろう。


ふっかつのじゅもん


これはなんだ。
ゲームを始まった段階で冒険は始まっている。
ただ死んだ覚えがない。


いや、待てよ。


大学を中退した僕は社会的に死んでいる。
そういうことであれば確かに復活したい。


今日は、ふっかつのじゅもんを唱えることに挑戦したい。


最近は同年代の出世結婚の話をよく聞くし、子宝に恵まれた人もいる。
僕だって出世したいし、結婚したい。
それを、この呪文で復活するなら是非、唱えてみたい。
マイホームを建てたいし安めぐみのような奥さんが欲しい。
もう後がない僕はこの呪文に頼るしかない。


ドラクエゲーム画面---18

 
ふっかつのじゅもんを いれてください

ここに、ふっかつのじゅもんを入れれば、僕の人生は変わる。


ゲーム画面---20

 
これで僕の人生は復活する。
定職にも就かずフラフラしている息子を心配している田舎に暮らす両親も泣かさずに済む。


僕はふっかつのじゅもん「ふっかつのじゅもん」を唱えた!


ゲーム画面---21



僕のふっかつのじゅもん「ふっかつのじゅもん」が違うだと!?


世の中、そんなに甘くないらしい。 


さよなら出世街道。
さよならマイホーム。
さよなら安めぐみ。



僕にTake2は来ない。